狭山市駅西口再開発事業について (平成15年2月28日)

平成15年第1回定例会一般質問

狭山市駅西口再開発事業について


1,都市計画決定に向けた今後の展望

次に、ただいま申し上げた市の財政状況を健全化してなんとしても財源を確保して狭山市駅西口再開発事業を実行していただきたいと考えていますが、財源問題を含めて今後の見通しについての市長のお考えをお聞かせいただきたいと思います。


さらに、いよいよ都公団としての最終案が整理されてきた頃と考えますが、再開発地区の権利者の反応はどのような状況でしょうか合意を成立していく見通しはどうでしょうか。


2,新都市ゾーンの有効活用について

次に再開発地区の隣にある新都市ゾーンの有効活用についてですが、本格的な計画が動き出すまでの間暫定利用として、小学校後を中心に多目的広場や駐車場への市民開放 さらには周辺住民への生活環境への適切な措置として雨水対策や防塵対策など様々な配慮を行い一定の成果かを得ていることは承知しています。

しかしながら再開発事業の関係から暫定利用期間が一定期間延びるような場合には、一般向けの公共の駐車場としてさらなる区画を整備したり、様々なイベントが行えるように水道、電源、トイレなどを拡充整備していただきたいと考えますが、いかがでしょうか。

また本格開発に当たっては、民間資本を大いに活用して、部分的にでもコンペ方式で開発案を募るなど地元の民間の活力を活用することも意義があることと思います。

計画案の研究のために公費を活用する事も地元の中小の都市計画プランナーの皆さんに参画できるチャンスが生まれ良い事と想いますがいかがお考えでしょうか。



再開発への要望


この財政難の時代各市町村はまちづくりのための財源を本当に苦心しながら確保しています。これは昨年私たち未来フォーラムで訪れた坂出市の駅周辺整備に向けた松浦市長のあいさつ文の中の記述ですが

「これらのプロジェクトを夢に終わらせないためには当然のことながら財政的裏付けが必要です、坂出市はムダ、ムラ、ムリを無くし効率的な行政運営と行政のスリム化をはかるため、150名の職員を削減しました。」

とありました。財源の逼迫した地方都市ではすでにまちづくりのための人減らしが始まっているといっても過言ではありません。

時として職員さんから、今の状況で西口ができるか疑問だと言う声もお聞きしますが、市民ニーズというものはだったら職員さんあなたをへらしなさいと言うところまでいってしまうと言うことを私たち行政に関わるものは肝に銘じなければならないと思います。そのような状況になる前に財政の健全化を強力に進めていただきたい事を強く要望いたします。

また目前まで来た再開発事業開始に向けて、財源問題も含めて市長を初めとする執行部の断固たる決意をお聞きして頼もしく思いました。私もこれまで通り推進に向けて全力を挙げることをお誓い申し上げ、改めて強く要望申し上げたいと思います。