狭山市駅西口再開発について 平成11年6月10日

平成11年第2回定例会一般質問

狭山市駅西口再開発について

私たちの狭山市では毎日毎日狭山市駅や入曽駅で数万人の市民が危険にさらされ、一日の活動を始めなければ成りません。昭和29年7月に市政が誕生して以来、45年間駅周辺の都市計画らしい都市計画も実行でき無いままに現在があります。

しかし今、私たちの手にはいわゆる都市計画のための「基本計画案」に相当する一編の計画があります。狭山市駅西口地区開発整備推進計画調査報告書であります。

毎日毎日ストレスをうけながら家族のため、 生活のためにはたらく人々の事を思うとき。 この計画を元に市民を巻き込んで素晴らしい都市計画を一刻も早く実現していただきたい。そのような期待と願いを込めて、平成10年この報告書をまとめられました町田市長に狭山市駅西口再開発事業についてお尋ねいたします。

昨年11月、地元地権者の皆さんの会「狭山市駅西口再開発協議会」が、住宅都市整備公団への施工要請決議をおこないました。 狭山市としても地権者の皆さん意向を尊重し3月ごろ公団施工の方針を決定すると伝えられておりましたが、その後の進捗状況と今後の見通しについて質問いたしたいと思います。

特に都市計画決定に至るまでのプロセスと時期について、また狭山市としての住・都公団への「施工要請」がいつ頃になると想定されておられるのか、おそらく微妙な段階とも思いますが、ぜひとも市長のお考えをお訪ねしたいと思います。

更に、今後地元地権者はもとより、周辺住民や利用者との対話や意見聴取についてどのような形でおこなって行かれるのか、又その際部分的変更等の要望が出てきた場合、それらはどの程度まで可能なのか、一般論としてたとえばこれからの段階で、ペデストリアンブリッジの必要性や形状についてはどうか、再開発ビルのあり方についてはどうか、あるいは身体にハンディキャップを持たれているの方々から、より利用しやすいバリアフリーのあり方について変更要請があった場合はどうかなど、再開発事業に関心のある多くの市民にとっては大切な部分と考えますので質問させていただきたいと思います。

さらに隣接する入間川商店街の活性化について、七夕通り商店街振興組合では、ご存じの通り「コンプレックスタウン」とめいうち、独自に新しい商店街づくりのプランを検討している訳でありますが、一方で狭山市としても中心市街地活性化法の活用を検討していると聞き及んでおります。その辺の進捗状況と、今後の対話による計画のすりあわせについて、どのようなプロセスで進めて行かれるのおつもりかお聞きしたいと思います。