入間川右岸の整備について (平成19年2月8日)

平成19年第1回定例会一般質問 7番 伊藤 彰 平成19年2月8日


3.入間川右岸の整備

①右岸散策路整備の今後の展開は

入間川右岸・・国道16号側の河川敷整備については、武藤喜八議員をはじめ、かねてより様々な議員の皆様から、提案があり市としても前向きな御答弁がありました。昨年、建設部長の答弁においても俎上に登っている、入間川右岸の遊歩道の整備について、この際ぜひとも事業化していただきたいと思います。

せめて鵜ノ木運動公園から昭代橋まで先行して遊歩道の整備をお願いしたいと考えますが、早急なる事業化についていがいかがお考えかお聞かせください。


②入間川の自然環境とまちの魅力づくり

私は平成11年6月狭山市議会のこの壇上ではじめて一般質問をさせていただいたとき、「名栗村から川越市に至る入間川流域の4市1村の共通、共同の課題として、ぜひとも{入間川を日本一きれいな川にしよう}を合い言葉に、4市1村が足並みをそろえて、入間川をステージに日本の新しい河川政策の先鞭を付けていただきたい」と提案いたしました。


平成17年の国土交通省の関東地方整備局の水質調査によると、入間川は関東地方で河川の水の綺麗さで2位となったという事があきらかとされています。

近年入間川の河川敷では、夏に、バーベキューをする若者達も多数見られ、中にはお子さんと水着で水遊びをされているご家族連れも見られるようになりました。

高度成長期には、ドブ臭い臭いがし、洗剤の泡が立っていた入間川。私の小学生の頃からすれば、水の綺麗さは雲泥の差と言うことになりました。


さらに先日行われた入間漁協の総代会において、埼玉県の職員から、すでに秋ガ瀬の堰には昨年の30万匹から、20万匹増え50万匹の稚鮎が集まり遡上を待っていると伝えられております。

入間川の自然の魅力は、人の力では得ることの出来ない狭山市の魅力であり、河川敷も含めた自然環境は、私たちの心のふるさとであり、子供たちの心育つ場所でもあります。

狭山市駅西口の再開発の進捗と言う次期に、入間川地域のさらなる価値の創造と住民の豊かな生活環境の整備としても今後とも流域4市との連携や市としての川の魅力づくりについて一層の労を費やしていただきたいと間逢えますが市長のお考えはいかがでしょうか。