市民意識調査の結果について (平成18年3月7日)

平成18年第1回定例会一般質問

2,市民意識調査の結果について

 さて、世論調査に戻りますが、市も調査の時期は違いますが、昨年の10月第3次総合振興計画策定のために市民意識調査を行っております。そこで、それに基づき、狭山市に引き寄せた問題についてお尋ねして参りたいと思います。

①子育て世代の意識
まず、市政への関心度につてですが、この結果は特徴的な傾向を示すものとなっています。全体の数値では、大いに市政に関心があるが20.4%  少しは関心がある49.3% 合計で69.3%と関心があるとの答えが高い数値を示しているのに対して、子育て世代の女性全体20才から39才までの女性の関心度は低く、特に20才代の女性は、大いに関心があるが3.4% 少しは関心があるが42.5%であり合計しても50%を下回っている状況がありました。

この結果は、残念な結果でありますが。大いに着目すべきと考えます。
 当然子育て世代の女性ですから、ある意味で市政よりも家庭、市政よりも子供となったことも考えられます。男性もまたこの世代は平均を下回る結果となっています。
しかし、今日まさしく次世代の育成のための諸施策は国を挙げての課題であり、市政においても、学校教育、子育て支援など、それらは最重要課題であると言えます。
 だからこそ、あえてこの世代が男女ともに低いこと、特に女性の低いことについて、何とか狭山市だけでも変えていくことは出来ないでしょうか。
 子育て世代の女性にとくに関心を持っていただける市政とは、どのようなものなのか、いまそれらを解明していく取り組みが必要だと思います。
 そしてその答えの中に、実は先に述べた市民に分かりやすい情報の公開や市民の参加意識の醸成と言う全国の自治体の抱えている愁眉の課題の解答があるのではないでしょうか。

②広報の充実・・モバイルコンテンツの発展

 そこで、同じく意識調査に基づいて同世代のもう一つの特徴について指摘したいと思います。
 この世代、特に20歳代の30歳代の女性については携帯電話のメール使用が圧倒的に多い世代でもありました。携帯電話のメール使用については、全体の平均が「ほぼ毎日」と「週に一回以上」の使用を合わせて47.7%と言う数値である中で、20歳代の女性は、なんと92%と圧倒的な数値を示しています。
 ここ数年で時代は大きく変わりました。井戸端会議や長電話の時代から携帯電話のメールの時代が始まっています。しかもそれは既に支配的な状況になっています。
 先の子育て世代の市政への関心度についての対策は、まさしく携帯電話のメールやモバイルコンテンツ充実の中にその答えがあると考えます。
 ここで広報さやまが、月2回から月1回と縮減された中で、その代替え案としても俎上に登っているモバイルコンテンツの充実を、子育て世代に市政への関心と理解、協力と参加を促す媒体として、強化することを提案したいと思いますが市長のお考えはいかがでしょうか。

③分かりやすい情報と使える情報 
 ところで、既にご承知のように携帯電話のメール機能と言うと、言葉や紙情報と比べて閉鎖的な仕組みです。言葉は、知らず知らずに耳にすることもありますし、おもしろそうな話には途中から加わることも出来ます。また紙情報は、誰でも目にすることで情報を得ることが出来ますし人に渡して情報を示す事も簡単です。しかしモバイルコンテンツは、パソコンのように特定の場所でしか見ることの出来ないものではありませんが、携帯電話から情報を得るには一定の操作が必要です。
 しかし、ターゲットを絞り、その世代のこの地域の方々の求められている情報に答えていくことが出来るのならば、モバイルコンテンツを充実していくことによってその世代の女性に愛される市政を実現する可能も見えてくると思います。
 分かりやすい情報とは、どのようなものか、使える情報とはどのようなものか、まずその世代の方々を集めてリサーチをしてはいかがでしょうか。
 狭山に住む誰もが見てみたくなる携帯電話の情報メール、モバイルコンテンツの充実とは何か、解明していただきたいと思いますが部長のお考えはいかがでしょうか。

④双方向性の確立 
 さらに、可能であればそれは配信機能だけではなく、受信機能も兼ね備えたものを検討いただきたいと思います。
 メールの返信や意見の投稿によって、市民が簡単に日頃気が着いた、意見や情報を、市が受けられるような仕組みについて今後の検討をお願いしたいと思いますが、いかがでしょうか。

⑤駅周辺の拠点形成・・・西口他  
 最後に、今回着目した20才代から30才代の子育て世代の女性達の自由回答欄について言及したいと思います。

 今回の意識調査の集計によると、自由回答欄には、全部で107種類の意見が集約されているのですが、子育て世代の女性の意見は、全体の23.3%にも及んでいました。
 私は「市政に関心がない」と解答していた世代層が、実は市政に対して最も多様な意見を持っていることに、あらためて感心しました。
 自由回答欄は、施策分野に分類されているのですが、子育て世代の女性層が最も意見を述べている分野は「健康福祉」についてです。
 その中で、やはり子育て支援についての言及が多数寄せられている訳ですが、これらの声を是非とも大切にしていく必要があると思います。
 さらに子育て世代の女性の意見で、特徴的だったのは都市基盤整備についての言及が全体の30.4%と多かったことです。
 同世代は、まちづくりについても様々な要望を持っています。
駅周辺や駅前のバリヤフリーの充実・・駅前の自転車置き場について・・・狭い道路の改善や公園の設置・・・駅構内の洋式トイレについて・・・・駅前駐車場についてなど・・・
まさしく子育て世代のニーズは狭隈な駅前の現実にも強い改善要望を持っていることが明かとなっています。
 これからの求められる市政の発展、子育て世代の意見反映・・・そして商圏としての駅前作りと地域の活性化いう意味においても、子育て世代の女性の意見をくみ取って、是非とも狭山市駅西口の再開発事業を早期に実現して行くなかで、遅れている狭山市の駅前作りを一つ一つ解決していっていただきたいのですが、市長のお考えはいかがでしょうか。
以上で私の一回目の質問を終わります。
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