コンピューター教育について (平成15年2月28日)

平成15年第1回定例会一般質問

コンピューター教育について


1,小学校・中学校に完備されたパソコン教育の現状は

次に学校教育におけるパソコン教育についてお尋ねします。

平成13年にパソコン教育の指導要綱が出来たようですが、それによりますとかなり高度な内容にも見えます。実際の所各学校のパソコン教育はそれに従ってなされていますでしょうか、現状をお聞かせいただきたいと思います。


2,教える側の倫理と指導技術水準の現状は

また、私の知る限り、教諭の側はまだまだ要項に従った指導者として全員がその水準に達していると思えませんが、今後各教諭をどのように再教育していくのか、その指導プランをお聞かせいただきたいと思います。


さらに、さきに市内中学校教諭が関係した事件に見られるように教える側の倫理水準が、十分とは言えないと思います。

インターネット社会は、少なくとも日本社会は基本的に自由に発展してきているのが現状で、規制が無い事が良い反面、今回の事件を誘引したようなブルセラサイトであるとか出会い系サイトであるとか、青少年の健全育成にとって好ましくない場所もふつうにアクセスできてしまうのが現状です。


親の立場からすれば、プライベートであってもそのようなの認識が甘い指導者にはたして子供達に対する倫理教育が本気できるとは思えないところですが、今後どの様に対処していきますか。狭山市は少なくとも先の事件から何かを学び行動しなければなければならない立場にあると思いますがいかがでしょうか。教える側の倫理教育はどのような状況で、またどう改善していくかお尋ねしたいと思います。


最後に、今日は、教育現場への設置するインフラ整備の時代は終わり、情報コミュニケーション技術を充実させてそれを使った教え方を開発していく時代が始まっていると伝えられます。これを「ペダゴジー」と言うのだそうですが、狭山市の「コンピャータを使っていかに教えるか」の部分は今後どうしていくのかこれからの取り組みについてお答えいただきたいと思います。


以上で私の一回目の質問を終わります。ありがとうございました。


コンピュウタ教育の要望

狭山市では既に高度なパソコン教育が皆さんのご尽力のなかで始まっていることがよく分かりました。

その上で、今までも様々な機会で倫理教育は行われて生きたと存じますが、例えば、プロ野球選手の脱税事件が起こると、新人選手を全員集めて納税指導を行うなどそのときそのときの念を入れて再教育を行うことも大事だと考えます。

今回報告によれば、ブルセラサイトへのアクセスが切っ掛けという事でしたが、日本のネット社会は性文化が無秩序に氾濫していることはご承知の通りです。

このようなときこそ、狭山市の教職員さんをそのような誘惑や執拗な勧誘から守るために技術的指導も含めきちんとした専門家の講師をお招きし研修を行っていただきたいと思います。このことを要望いたします。