財政健全化方針の市長の考え方について (平成15年2月28日)

平成15年第1回定例会一般質問

1,財政健全化方針の市長の考え方について

まず初めに、財政健全化についてお尋ねいたします。
 出口の見つからない長期不況によって税収の落ち込む一方で地方分権化に伴う権限の移譲で事務量は増大し、さらに高齢化社会の到来による民生費の自然増も、今日の市町村財政を強く圧迫しています。
 このことはどんなに自治体経営の達人であろうとも均しく厳しい財政運営に迫られている状況でありますが、行政サービスに対する市民ニーズはさらに多様化し、狭山市としても少なくとも総合振興計画の順調な伸展が求められるところです。
 しかしここ数年20億円を超える基金の取り崩しが続いていることは、ご承知のとおりであり、既に明らかにされたとおり平成15年度においても21億7千万余の基金取り崩しが見込まれていますが、目前にした市街地再開発などの大きな建設的な投資でもなく恒常的に多額の基金の取り崩しが続いている状況について、これは健全な財政運営なのかどおか市長のお考えをお聞かせいただきたいと思います。
 基金の取り崩しが恒常化するほど財政運営が厳しいのであれば、市の行政サービスのあり方自身を見直す必要があると考えますがいかがでしょうか。
 さらに財政指標を見ますと、狭山市は財政力指数は県下でも上位であるのに経常収支比率が高い原因を市長はどうお考えでしょうか。この辺の構造を変えていかない限りせっかく財政力のある底力を有効に運用できていないとも言えることになりますがいかがでしょうか。
 私は、経常収支比率の高い一つの要因として狭山市は施設型サービスが他市に比べて多いことがあげられると考えますが、今後経常収支比率を適正な状況に是正するためには、民間に対応可能な施設型サービスは縮減していくことも、一つの方策と考えますがいかがでしょうか、もちろんすでに市の何らかの施設でサービスを提供されている方たちにとっては痛みを伴うわけですが、当初の規模よりも利用者の少ない施設については、見直しをせざるを得ないと考えますがいかがでしょうか。
 また、先の臨時議会で職員給与の削減を議決しましたが、狭山市の政治的リーダーでもある市長など特別職と共に、市議会議員もまず範を示しその報酬を削減していく必要を感じます。財政の健全化を本当に進めていくためには、執行部の範囲にとどまらず、このような議会費に関んする事も全体的に圧縮していく必要があると考えていますが、議会が取り組んでいく切っ掛けを作るためにも市長のお考えをぜひお聞かせいただきたいと思いますがいかがでしょうか。
 また、人的サービスの仕組みにNPO型の市民主導のボランティア活動を組み入れていく仕組みが必要だと考えますし、これまでも議論してきたところですが、現時点で具体的にどんな取り組みを市長はお考えでしょうか。
 最後に市町村の基本的な役割として、社会インフラの整備があげられると思いますが、現状は土木費など縮減の一途の状況です。
 社会インフラの整備を進める事は税収の改善にもつながるわけですから厳しい財政状況といえども都市基盤整備には一定の財政出動を行える体力づくりが必要と考えますがそういった意味で経常収支比率を下げて、投資的経費の比率を大胆に上げていく仕組み替えが必要と考えますが市長の考えはいかがでしょうか。
以上いくつかの視点を踏まえて 今日市長ご自身が税制健全化について取り組み、近い将来 議会にもその具体的方策をお示しになると聞いています。
 この際その概要と基本方針について総括的にお聞かせいただきたいと思います。
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